パソコンをつけっぱなしにすることには、便利な面とリスクの両方があります。
起動の手間を省いたり、リモートアクセスを活用したりできる一方で、電気代の増加やハードウェアの劣化が懸念されます。
この記事では、パソコンを長時間つけっぱなしにすることで発生する電気代の影響や故障リスク、メリット・デメリットについて詳しく解説します。
パソコンをつけっぱなしにするメリット

パソコンを常に起動しておくことには、作業の効率化や利便性の向上といったメリットがあります。
すぐに作業を開始できる
パソコンをつけっぱなしにしておけば、電源を入れてから起動する時間を待つ必要がありません。
特に、起動に時間がかかるパソコンや、頻繁に作業を行う場合には便利です。
リモートアクセスが可能
つけっぱなしの状態なら、外出先からリモート操作ができます。
これにより、職場や自宅のパソコンにアクセスし、必要なデータを取得したり、作業を行うことができます。
夜間の自動メンテナンスができる
パソコンは定期的にソフトウェアの更新やバックアップが必要です。
つけっぱなしにしておけば、夜間や仕事が終わった後に自動的にアップデートやデータのバックアップが行われ、作業効率が向上します。
パソコンをつけっぱなしにするデメリット

パソコンを長時間稼働させることには、いくつかのリスクがあります。
電気代が増加する
パソコンをつけっぱなしにすると、常に電力を消費するため、電気代が上がる可能性があります。
消費電力の目安
パソコンの種類 | 消費電力(平均) |
---|---|
デスクトップPC | 約40W〜90W |
ノートPC | 約15W〜45W |
デスクトップPCの方が消費電力が高く、長時間使用すると電気代が高くなりがちです。
ハードウェアの劣化が進む
パソコンは常に動作していると、各部品が摩耗しやすくなります。
特に影響を受けやすいのは以下のパーツです。
- ハードディスク(HDD):回転し続けるため寿命が短くなる
- 冷却ファン:長時間回転し続けると摩耗し、冷却性能が低下する
- 電源ユニット:負荷がかかり続けると劣化しやすい
発熱による故障のリスク
長時間稼働していると、パソコン内部に熱がこもりやすくなります。
特に、以下のような環境では故障リスクが高まります。
- 冷却ファンがホコリで詰まっている
- 夏場の高温多湿な環境
- 排熱スペースが確保されていない
過熱が進むと、内部パーツの寿命が縮まり、最悪の場合、発火の危険性もあります。
セキュリティリスクの増加
長時間インターネットに接続していると、サイバー攻撃やウイルス感染のリスクが高まります。
特に以下の対策を怠ると、情報漏洩の危険性が高まります。
- OSやソフトウェアの更新を定期的に行う
- セキュリティソフトを導入し、リアルタイムで監視する
- リモートアクセスの設定を強化し、不正アクセスを防ぐ
パソコンをつけっぱなしにするべきか?

つけっぱなしにした方が良い場合
以下のような状況では、パソコンをつけっぱなしにするメリットが大きくなります。
- リモートアクセスを頻繁に利用する
- 夜間にバックアップやアップデートを自動実行する
- 起動時間を短縮したい
定期的に電源を切った方が良い場合
逆に、以下のようなケースでは、定期的に電源を切ることをおすすめします。
- 電気代を節約したい
- パソコンの寿命を延ばしたい
- セキュリティリスクを減らしたい
つけっぱなしにするなら注意すべきポイント

電源設定を見直す
パソコンを長時間使用する場合は、省電力設定を活用すると電気代を抑えられます。
- スリープモードを活用する
- ディスプレイの自動オフ設定を有効にする
- 不要なアプリのバックグラウンド動作を制限する
定期的なメンテナンスを行う
つけっぱなしの状態で使い続ける場合、以下のようなメンテナンスを心がけましょう。
- ホコリの掃除(冷却ファンや排気口)
- 内部温度の確認(高温になりすぎていないか)
- バックアップの定期実施
セキュリティ対策を強化する
長時間インターネットに接続する場合は、次のような対策を行いましょう。
- ウイルス対策ソフトの導入
- ファイアウォールの設定強化
- 不審なネットワークへの接続を避ける
まとめ

パソコンをつけっぱなしにすることには、利便性がある一方で、電気代の増加や故障リスク、セキュリティ上の問題など、いくつかのデメリットもあります。
つけっぱなしにするべきかどうかは、使用状況に応じて判断することが大切です。
つけっぱなしにするべき人
✅ リモートアクセスを利用する人
✅ 夜間のバックアップやメンテナンスを行いたい人
✅ 起動時間を短縮したい人
こまめに電源を切るべき人
✅ 電気代を節約したい人
✅ パソコンの寿命を延ばしたい人
✅ セキュリティリスクを減らしたい人
また、つけっぱなしにする場合は、省電力設定の活用や、定期的なメンテナンスを行うことで、リスクを最小限に抑えることができます。
適切な管理を行い、快適なパソコンライフを送りましょう。