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草壁シトヒ
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『FF14』の快適プレイの基準は?PCの推奨スペック完全ガイド【2025最新】

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ファイナルファンタジーXIV(FF14)は、ただのMMORPGではありません。数百万人のプレイヤーが集い、壮大な物語と高精細なビジュアルの中で、日々冒険を繰り広げています。

2024年夏には、グラフィックスが一新される拡張パッケージ「黄金のレガシー」が登場し、これに合わせてPC版の要求スペックも大幅に引き上げられました。

本記事では、FF14を快適に楽しむための「推奨スペックとは何か?」を徹底解説します。

単に起動するだけではなく、「高画質で、滑らかに、ストレスなく」プレイできる環境を整えるために、どのようなPC構成が最適なのかを、プレイヤー目線で分かりやすく紹介していきます。

タップできる目次

公式発表スペックと「黄金のレガシー」への影響

「黄金のレガシー」では、過去最大規模のグラフィックアップデートが実施され、FF14のシステム要件も根本から見直されました。

最新の動作環境と、その背景にある変更内容を詳細に解説します。

必要動作環境と推奨動作環境の解説

必要動作環境は、FF14を「起動できる最低限のライン」です。対して推奨動作環境は、「快適にプレイできる」ことを目指した基準となっています。

以下の表に、両者の主な違いをまとめます。

項目必要動作環境推奨動作環境
CPUCore i7-7700Core i7-9700
GPUGTX 970 / RX 480RTX 2060 / RX 5600 XT
メモリ8GB16GB
ストレージHDD 140GBSSD 140GB
解像度1280×7201920×1080

必要環境は「最低限」動かせる基準で、レイドや都市部では動作が不安定になる可能性があります。

推奨環境は1080p・高画質で60fps以上のプレイを想定していますが、これも設定次第ではギリギリのスペックとなる場面があります。

スペック要求上昇の背景(グラフィックアップデート)

なぜ「黄金のレガシー」でこれほどまでに要求スペックが引き上げられたのでしょうか。その最大の理由は、FF14サービス開始以来初となる大規模なグラフィックスアップデートにあります。

このアップデートでは、キャラクターや装備、背景のテクスチャが高解像度化され、金属の光沢や布の質感といったマテリアル表現も強化されます。光や影の表現(ライティング・シャドウ)もよりリアルになり、フィールドに表示される草木などのオブジェクト数も増加します。これにより、エオルゼアの世界はこれまで以上に美しく、没入感のあるものへと進化します。

これらのグラフィック向上は、PCの各パーツ、特にグラフィックボード(GPU)への負荷を増大させます。高解像度テクスチャはGPUのメモリ(VRAM)を多く消費し、複雑な光影処理や増えたオブジェクトの描画はGPUの演算能力をより多く必要とします。これが、「黄金のレガシー グラボ必要」スペックが大幅に引き上げられた直接的な理由です。CPUやメインメモリへの負荷も、処理するデータ量が増えることで相応に増加しています。

「暁月のフィナーレ」とのスペック比較と注意点

今回のスペック引き上げがどれほどのものか、前拡張パッケージ「暁月のフィナーレ」の動作環境と比較してみましょう。

構成項目暁月のフィナーレ (必要)黄金のレガシー (必要)暁月のフィナーレ (推奨)黄金のレガシー (推奨)
CPUIntel Core i5 2.4GHz+Intel Core i7-7700+Intel Core i7 3GHz+Intel Core i7-9700+
メモリ4GB+8GB+8GB+16GB+
ストレージHDD/SSD 80GB+HDD/SSD 140GB+HDD/SSD 80GB+SSD 140GB+
GPUNVIDIA GTX 750+ / AMD R7 260X+NVIDIA GTX 970+ / AMD RX 480+NVIDIA GTX 970+ / AMD RX 480+NVIDIA RTX 2060+ / AMD RX 5600 XT+
画面解像度1280×7201280×7201920×10801920×1080

この比較から、「黄金のレガシー」ではCPU、メモリ、ストレージ容量、そしてGPUのすべてにおいて要求スペックが大幅に上がっていることが分かります。

特に注目すべきはGPUです。「暁月のフィナーレ」の推奨GPUであったNVIDIA GeForce GTX 970は、「黄金のレガシー」では必要最低限のGPUへと位置づけが変わりました。「GTX 970 FF14 動く?」という疑問に対しては、「動作はするが見た目や滑らかさには妥協が必要」というのが答えになります。快適なプレイを目指す推奨GPUは、世代も性能も大きく異なるNVIDIA GeForce RTX 2060へとジャンプアップしています。これは、グラフィックアップデートによる負荷増大がいかに大きいかを物語っています。

以前の推奨環境でプレイしていた方は、「黄金のレガシー」では設定の見直しや、場合によってはPCパーツのアップグレードが必要になる点を念頭に置く必要があります。

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目標別!快適プレイに必要なPCスペック詳細

公式の推奨スペックはあくまで「1080p(フルHD)で標準的なプレイ」の目安です。より高画質で、より滑らかな動き(高フレームレート)で、あるいはより高い解像度(1440p/WQHDや4K/UHD)でFF14を楽しみたい場合、推奨スペックを超えるPC構成が必要になります。ここでは、目指すプレイ環境に応じた各PCパーツの選び方を詳しく解説します。「FFXIV 快適プレイ 環境」を構築するための具体的な指針を示します。

CPUの重要性と選び方(X3Dも言及)

CPU(Central Processing Unit)は、PCの頭脳にあたるパーツです。ゲームにおいては、キャラクターやNPCの動き、スキルの処理、UIの表示など、グラフィック以外の計算を担当します。

特にプレイヤーが多く集まる都市や大規模レイドなど、処理する情報量が多い場面でCPUの性能が重要になります。

おすすめCPUは以下の通りです。

解像度・目的推奨CPU
1080p 60fpsCore i5 13400F / Ryzen 5 5600
1080p 100fps以上Core i7 14700F / Ryzen 7 7800X3D
1440p~4KCore i7/i9 / Ryzen 7/9 (X3D推奨)

FF14はキャッシュが多いCPUで効果が高く、Ryzen X3Dシリーズ(例:5800X3D, 7800X3D)は特にレイド向けに評価が高いです。

グラフィックボード(GPU)の選び方(解像度・fps別)

GPU(Graphics Processing Unit)、通称グラフィックボード(グラボ)は、ゲームの映像を描画するための最も重要なパーツです。画質設定やフレームレート(fps、1秒間に表示されるコマ数)に直接影響します。

「黄金のレガシー グラボ必要」スペックは大幅に上がっており、目標とするプレイ体験に合わせて慎重に選ぶ必要があります。

解像度・画質推奨GPU
1080p / 高画質RTX 4060 / RX 7600 XT
1080p / 120fps以上RTX 4060 Ti / RTX 4070
1440p / 高画質RTX 4070 / RX 7700 XT
4K / 高画質~最高設定RTX 4080~4090 / RX 7900 XTX

GPU選びでは、搭載されているVRAM(ビデオメモリ)容量も重要です。
「黄金のレガシー」では高解像度テクスチャが使われるため、最低でも公式推奨の6GB以上、WQHD以上を目指すなら8GB以上、4Kなら12GB以上を目安にすると良いでしょう。

メモリ(RAM)はどれくらい必要?

メモリ(RAM)は、CPUが処理するデータやプログラムを一時的に置いておくための作業スペースです。

容量が不足すると、PC全体の動作が遅くなったり、ゲーム中にカクついたりする原因になります。

推奨容量

  • 最低ライン: 公式推奨の16GBです。ゲームをプレイするだけなら、多くの場合これで十分です。
  • おすすめ: ゲームをしながら攻略情報を見たり、動画配信をしたり、他のアプリケーションを同時に使うことが多い場合は、32GB搭載しておくと安心です。メモリ不足による動作の不安定化を防ぎ、よりスムーズなマルチタスクを実現します。

32GBに増やすことで平均フレームレートが劇的に上がるわけではありませんが、最低フレームレートの落ち込みを抑制したり、メモリを大量に消費する場面での安定性を高めたりする効果が期待できます。

ストレージ(SSD)の重要性と容量

ストレージは、ゲーム本体やOS、その他のデータを保存しておくためのパーツです。従来のHDD(ハードディスクドライブ)と、高速なSSD(ソリッドステートドライブ)があります。

SSDの重要性

「黄金のレガシー」の推奨動作環境では、明確にSSDが指定されています。これは、140GB以上という大容量になったゲームデータを高速に読み込むために、SSDが推奨されるというより、快適なプレイには実質的に必須であることを示唆しています。

「SSD FF14 効果」として、以下のメリットがあります。

  • ゲーム起動時間の短縮
  • マップ移動時のロード時間の大幅な短縮
  • 場面転換時のカクつき(スタッタリング)軽減

HDDでもゲームの起動自体はできますが、ロード時間の長さや読み込み待ちによるストレスは、SSD環境に比べて格段に大きくなるでしょう。

推奨容量と種類

  • 容量: ゲーム本体だけで140GB以上必要です。OSや他のソフト、スクリーンショットや動画などを保存することも考えると、最低でも500GB、余裕を持って1TB以上のSSDを選ぶことを強く推奨します。
  • 種類: 現在主流のNVMe SSDは、従来のSATA接続SSDよりもさらに高速なデータ転送を実現します。特にPCIe Gen4に対応したNVMe SSDは非常に高速で、ロード時間をさらに短縮する効果が期待できます。多くの最新ゲーミングPCで標準的に採用されています。

パフォーマンス向上技術(DLSS/FSR)とは?

NVIDIAのDLSS (Deep Learning Super Sampling) とAMDのFSR (FidelityFX Super Resolution) は、フレームレートを向上させるためのアップスケーリング技術です。

これらの技術は、GPU内部では少し低い解像度で映像を生成し、それをAIなどの力で目標の解像度(例:フルHD、WQHD、4K)に賢く引き伸ばします。これにより、見た目の画質低下を抑えつつ、GPUの負荷を軽減し、フレームレートを向上させることが期待できます。「FF14 ベンチ DLSS FSR」の項目は、公式ベンチマークソフトでも設定できます。

メリット:

  • GPUパワーがやや足りない場合でも、目標の解像度でより高いフレームレートを得られる。
  • 特にWQHDや4Kといった高解像度でのパフォーマンス向上に効果的。

注意点:

  • ネイティブ解像度(そのままの解像度で描画)と比較すると、わずかに画質が変化する(甘く見えたり、細部が潰れたりする)ことがあります。
  • 画質の感じ方には個人差があるため、実際に試してみて、好みに合うか確認することが重要です。

DLSS/FSRは、フレームレートと画質のバランスを取るための強力なツールですが、万能ではありません。
基本的には十分なGPU性能を確保した上で、さらなるパフォーマンス向上のための選択肢と捉えるのが良いでしょう。

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公式ベンチマークソフトの活用法

「黄金のレガシー」への準備として、スクウェア・エニックスが提供する公式の「ベンチマークソフト」は絶対に活用したいツールです。

このソフトを使えば、ご自身のPCで「黄金のレガシー」がどの程度快適に動作するのかを、ゲーム発売前に具体的に知ることができます。

「FFXIV ベンチマーク 評価」を正しく理解し、PC環境の調整やアップグレード計画に役立てましょう。

ベンチマークソフトとは?目的と入手方法

ベンチマークソフトは、実際のゲームエンジンを使って、特定のPC環境下でのゲームパフォーマンスを測定するためのプログラムです。

目的:

  1. パフォーマンス測定: あなたのPCが「黄金のレガシー」のグラフィックアップデート環境でどれくらいの性能(スコアと評価)を発揮できるかを確認する。
  2. 設定の指針: 測定結果をもとに、実際のゲームでどのグラフィック設定が適切か、PCのアップグレードが必要かどうかの判断材料にする。
  3. キャラクタークリエイション体験: アップデートされたグラフィックで、自分のキャラクターや新種族「ロスガル族(女性)」がどのように見えるかを確認する。

入手方法:

FF14公式サイトの「黄金のレガシー ベンチマーク特設ページ」から無料でダウンロードできます。Windows PC専用です。

ベンチマークの実行手順と設定項目

ベンチマークソフトの使い方は簡単です。

  1. ダウンロードと起動: 公式サイトからダウンロードしたファイルを実行し、ソフトを起動します。
  2. 設定: 起動画面で以下の項目を設定します。
    • 画面解像度: ご自身のモニターに合わせて設定します。(例: 1920×1080, 2560×1440, 3840×2160)
    • グラフィック設定プリセット: 「最高品質」「高品質(デスクトップPC)」「標準品質(デスクトップPC)」などから選択します。まずは最高品質で試してみるのがおすすめです。
    • 表示モード: 「フルスクリーンモード」または「仮想フルスクリーンモード」を選びます。
    • アップスケールタイプ (DLSS/FSR): 「FF14 ベンチ DLSS FSR」設定です。初期状態は「無効」ですが、フレームレートを向上させたい場合は「DLSS」または「FSR」を選択し、品質モード(クオリティ、バランスなど)を選びます。
  3. 測定開始: 設定が終わったら「スタート」ボタンを押すと、デモシーンが再生され、パフォーマンス測定が始まります。
  4. 結果表示: デモシーンが終わると、結果が表示されます。

結果の見方と評価基準

ベンチマーク測定後には、いくつかの重要な情報が表示されます。

  • スコア: PCの総合的なパフォーマンスを示す数値です。高いほど高性能です。
  • 評価: スコアに基づいた快適さの指標です。以下の段階があります。
    • 非常に快適 (15000~): 最高設定でも、とても快適な動作が見込めます。理想的な環境です。
    • とても快適 (11000~14999): 標準的な推奨環境です。快適な動作が見込めます。
    • 快適 (8000~10999): 標準設定であれば、問題なく動作すると思われます。
    • やや快適 (6000~7999): 標準設定での動作が見込めます。負荷によっては動作が重くなる場合があります。
    • 普通 (4000~5999): 設定を調整すれば、動作が見込めます。
    • 設定変更を推奨 (2000~3999): 設定変更で動作する場合があります。動作が重いと感じることが多くなるでしょう。
    • 動作困難 (~1999): 動作は困難です。
  • 平均フレームレート (Average Frame Rate): 測定中の平均fpsです。60fps以上が一つの目安ですが、高ければ高いほど滑らかに感じます。
  • 最低フレームレート (Minimum Frame Rate): 測定中に最も低くなったfpsです。この数値が低いと、一時的にカクつく可能性があります。
  • ローディングタイム (Loading Time): データの読み込みにかかった時間です。SSDなら短くなります。

「FFXIV ベンチマーク 評価」で「快適」以上、できれば「とても快適」や「非常に快適」を目指したいところです。スコアが低い場合は、グラフィック設定を下げる、解像度を下げる、DLSS/FSRを利用する、あるいはPCパーツのアップグレードを検討しましょう。

キャラクタークリエイション機能の活用

ベンチマークソフトには、ゲーム本体と同じキャラクタークリエイション機能も搭載されています。

  • 見た目の確認: アップデートされたグラフィックで、自分の既存キャラクター(データを保存している場合)や、新種族「ロスガル族(女性)」を含む新規キャラクターがどのように表示されるかを確認できます。
  • 調整の確認: 既存種族の肌の質感、髪の表現、一部種族の造形(例:アウラ女性の口元)などが調整されているため、事前に確認しておくことが推奨されます。ベンチマーク公開後、プレイヤーからのフィードバックを受け、キャラクター描画に関する修正アップデートも行われています。

ベンチマークソフトを使いこなして、万全の態勢で「黄金のレガシー」の世界へ旅立ちましょう。

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「黄金のレガシー」向けおすすめゲーミングPC構成

「黄金のレガシー」のグラフィックアップデートと要求スペック引き上げを受けて、新しいゲーミングPCの購入や既存PCのアップグレードを検討している方も多いでしょう。

ここでは、目標とするプレイ体験に合わせたおすすめのPC構成例と、BTOメーカー推奨PCについて解説します。「ゲーミングPC FF14 おすすめ」を探している方の参考になれば幸いです。

エントリーレベル:公式推奨スペック準拠

この構成は、公式の推奨動作環境(1080p解像度、標準〜高品質設定)をクリアし、安定したプレイを目指す方向けです。「FF14 推奨スペック 2025」の基準を満たすことを主眼に置いています。

  • 目標: 1080p / 標準〜高品質 / 60fps前後
  • CPU: Intel Core i5 (13世代/14世代) / AMD Ryzen 5 (5000/7000シリーズ)
  • GPU: NVIDIA GeForce RTX 4060 / AMD Radeon RX 7600
    • (旧世代なら RTX 3060 / RX 6600 XT も選択肢)
  • メモリ: 16GB (DDR4 / DDR5)
  • ストレージ: 500GB NVMe SSD (PCIe Gen3 / Gen4)

ポイント: 現行世代のエントリー〜ミドルレンジGPUであるRTX 4060やRX 7600を選択することで、公式推奨のRTX 2060 / RX 5600 XTを大きく上回る性能が得られ、1080p環境では十分快適なプレイが期待できます。コストパフォーマンスに優れた構成です。

ミドルレンジ:1080p高FPS / 1440p標準

多くのプレイヤーにとって最もバランスの取れた構成です。1080p解像度で最高品質設定かつ高フレームレート(100fps以上)を目指したり、1440p(WQHD)解像度で標準〜高品質設定での安定したプレイを視野に入れる方向けです。

  • 目標: 1080p / 最高品質 / 100fps+ または 1440p / 標準〜高品質 / 60fps+
  • CPU: Intel Core i7 (13世代/14世代) / AMD Ryzen 7 (7000シリーズ、X3D含む)
  • GPU: NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti / RTX 4070 / RTX 5070 (※将来) / AMD Radeon RX 7700 XT / RX 7800 XT
  • メモリ: 16GB or 32GB (DDR5推奨)
  • ストレージ: 1TB NVMe SSD (PCIe Gen4推奨)

ポイント: RTX 4070クラスのGPUを搭載すれば、1080pでは非常に快適、1440pでも多くの場面で60fps以上を維持できるでしょう。FF14をメインにプレイするなら、CPUにRyzen 7 7800X3Dのような3D V-Cache搭載モデルを選ぶのも非常に効果的です。メモリは16GBでも十分ですが、予算に余裕があれば32GBにするとより安心です。

ハイエンド:1440p高FPS / 4K

最高のグラフィック設定と滑らかなフレームレートを追求する、あるいは「FF14 4K プレイ可?」を実現したい方向けの構成です。1440pでの高フレームレート(120fps以上)や、4K解像度での高品質プレイを目指します。

  • 目標: 1440p / 最高品質 / 120fps+ または 4K / 高品質〜最高品質 / 60fps+
  • CPU: Intel Core i7/i9 (14世代/Ultra) / AMD Ryzen 7/9 (7000/9000シリーズ、X3D含む)
  • GPU: NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER / RTX 4070 Ti SUPER / RTX 4080 / RTX 4090 / RTX 5070 Ti / RTX 5080 (※将来) / AMD Radeon RX 7900 XT / RX 7900 XTX
  • メモリ: 32GB (DDR5推奨)
  • ストレージ: 1TB or 2TB NVMe SSD (PCIe Gen4 高速モデル推奨)

ポイント: このクラスになると、PCパーツ全体のバランスが重要になります。特に4K解像度で最高設定・高フレームレートを目指す場合、RTX 4080やRTX 4090、あるいは将来登場するであろうRTX 5080クラスのGPUが必要になります。

CPUもGPUの性能を最大限引き出せるハイエンドモデルを選びましょう。冷却性能や電源容量にも注意が必要です。

BTOメーカー推奨PCという選択肢

PCパーツの選定や組み立てに自信がない場合、あるいは手軽に最適な環境を手に入れたい場合は、BTO(Build to Order)メーカーが販売している「ファイナルファンタジーXIV 推奨パソコン」がおすすめです。

ドスパラ(GALLERIA)、マウスコンピューター(G-Tune)、TSUKUMO(G-GEAR)、パソコン工房(LEVEL∞)、サイコム(G-Master)などのメーカーが、FF14運営と協力し、「黄金のレガシー」が快適に動作することを確認したモデルを販売しています。

これらの推奨PCは、多くの場合、上記で紹介したミドルレンジ〜ハイエンド構成に準じたスペックとなっており、購入後すぐに安心してプレイを開始できます。例えば、Core i7-14700FとRTX 4070 SUPER、Ryzen 7 7800X3DとRTX 4070 SUPERといった組み合わせのモデルが見られます。各社のウェブサイトで最新情報を確認してみてください。

その他の注意点(モニター、冷却、電源など)

快適なゲーミング環境を構築するには、PC本体のスペック以外にもいくつか考慮すべき点があります。

  • モニター: PCが高性能でも、モニターの性能が低いとその恩恵を受けられません。
    • 解像度: 1080p、1440p、4Kなど、PCスペックに合わせて選びましょう。
    • リフレッシュレート: フレームレート(fps)を高く出すPCなら、120Hzや144Hz以上の高リフレッシュレートモニターを選ぶと、より滑らかな映像を楽しめます。
  • 冷却: 高性能なCPUやGPUは発熱も大きくなります。ケース内のエアフローを確保し、必要に応じて高性能なCPUクーラー(空冷または水冷)やケースファンを追加することを検討しましょう。
  • 電源ユニット(PSU): PC全体の消費電力に対して、十分な容量と安定性を持つ電源ユニットが必要です。特にハイエンド構成では、850W以上の大容量電源が推奨されることもあります。信頼性の高いメーカーの製品を選びましょう。
  • マザーボード: CPUやメモリの性能を最大限に引き出し、将来的な拡張性(SSD増設スロットなど)も考慮して選びます。チップセット(例: Intel B760/Z790, AMD B650/A620)によって機能が異なります。

これらの要素も考慮に入れることで、より満足度の高い「FFXIV 快適プレイ 環境」を構築できるはずです。

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まとめ|新たなる冒険への最終準備

「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」は、壮大な物語の新章が始まるだけでなく、グラフィック面でも大きな進化を遂げる拡張パッケージです。

この進化により、PC版の要求スペック、特に推奨動作環境は大幅に引き上げられました。1080p(フルHD)で快適にプレイするには、以前よりも高性能なCPUやGPU、そして十分なメモリとSSDが求められます。1440p(WQHD)や4K(UHD)といった高解像度を目指す場合は、さらにハイエンドなPC構成が必要です。

「黄金のレガシー」に向けて最も重要な準備は、公式ベンチマークソフトを活用することです。ご自身のPCでベンチマークを実行し、パフォーマンス(スコアや評価)を確認することで、必要なPCスペックや設定を具体的に把握できます。

本記事で紹介した目標別のスペック詳細やおすすめ構成例を参考に、ご自身の予算や目指すプレイ体験に合ったPC環境を整えましょう。BTOメーカーの推奨PCも有効な選択肢です。

グラフィックドライバを最新の状態に保つことも忘れずに行ってください。

一新されたグラフィックで描かれるエオルゼア、そして新大陸トラルでの冒険が、すべての光の戦士にとって最高の体験となるよう、万全の準備で「黄金のレガシー」を迎えましょう!

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